2022年4月14日木曜日

学問の大衆化推進会議 第3回公開シンポジウム「中高年世代と日本の可能性」

再び世界をリードする日本を創るために、今年も6人の幅広い分野の専門家がこれからの中高年の役割について大胆な提言を行います。


受付開始: 12時15分  会場定員: 40名、Zoom90名  

開催形態: 会場開催(右の地図参照)、およびZoom

参加費: 無料。

感染症対策のため、会場ご参加には必ずマスクを着用して下さい。

また今回は茶菓のご提供はありません。



[連絡先]:〒108-8345  東京都港区三田2-15-45 慶應義塾大学名誉教授室 小室正紀
Email:gakumonsuishin@gmail.com,
電話:090-1703-7679(橋本)




2021年11月1日月曜日

食について考える

「学問の大衆化推進会議座談会」 第3回開催のご案内

常日頃は「学問の大衆化推進会議」の趣旨にご賛同いただきありがとうございます。7月11日に開催いたしました第2回の「学問の大衆化推進会議座談会」は幸い好評を得ることができました。つきましては11月14日(日)に第3回の座談会を行いますので、是非ご参加いただきたくご連絡させていただきます。

第3回座談会のテーマは「食について考える」です。テーマといっても非常に緩くとらえていただいて結構です。食べ物は私たちの生活に必須ですので、そのことから農業・水産業のみならず、経済、物流、政治、文化などに話題が広がると思います。したがって皆さんのご専門やご興味に基づいて有意義な座談会にできるのではないかと希望しております。


座談会は私たちが年1回開催しているシンポジウムとは異なり、多様なメンバーたちとの多方向の情報やアイディアの共有を行う場にしたいと思っています。わたしたちの活動に共鳴してくださる方、ご関心のある方、ぜひご参加ください。主催者側の参加者は、シンポジウム発表者の網、小室、志柿、篠崎、橋本の5名の予定です(五十音順)。

さて、いつも「学問の大衆化推進会議」のイベントに参加してくださっている皆さんには私たちの活動の目的をご理解頂いていると思いますが、この場をお借りして趣旨を簡単にご説明申し上げます。

学問の大衆化推進会議を発足の原点に立って考えると、会員が持っている知識と経験を活かし、多くの国民が日常的に学問するようになり、よりよい社会の実現を目指すということでした。そのために国民一人一人が、未来に向けて、日々学問を続けたくなる社会的文化の醸成・定着を推進しようと決意したのでした。

ここで、学問をするとは、個人の生活や人生で直面する物事に対して、個々人の知識・経験を駆使して批判的に考え、行動するように育つことです。そして、大衆化とは、この活動が国民の社会的文化として日常的に自律的に行えるように根付くように広めることです。具体的には、参加メンバーは、この目的の達成に向けて、シンポジウムや座談会等に参加するとともに、自己の専門分野や知識・経験を活かした活動の成果を公開することとしています。将来的には希望される方々に研修の機会を提供し、民間からの文化の発展を支援することも考えています。

 それでは来る11月14日、第3回の座談会に私たちの活動の趣旨をご理解の上、多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。
 

第2回「学問の大衆化推進会議 座談会」 

日時:2021年11月14日(日)午前10時から正午

形式:Zoomオンライン座談会

参加費:無料、ご関心のある方大歓迎

お申し込みフォーム(こちらからお申し込みください)

LINE座談会も行っています。座談会やシンポジウムの参加者でLINE座談会にもご関心のある方は、主催者(網、小室、志柿、篠崎、橋本)と友だちになってください。


マガジンのご案内

マガジンはこちら

無料マガジン

メンバーが思い思いに自分の活動を発表する場

有料マガジン

定例シンポジウムの発表スライド集などを有料で閲覧できます。サークルメンバーはご自分の創作を金額を指定して有料で公開することもできます。

学問の大衆化サークルのご案内

そして、この度noteを活用してサークル活動も開始することになりました。

サークルはこちら↓

https://note.com/gakumontaishuka/circle

noteサークルは月額会費制(月額100円)のコミュニティですが、マガジンの内容などをきっかけに「学問を社会に役立てる」アイディアを共有したり、コミュニティの仲間たちとのコラボレーションから社会に役立つ活動に結びつけていきたいと考えています。

2021年6月24日木曜日

「学問の大衆化推進会議座談会」 第2回開催のご案内

オンラインツールと新しい知のあり方

 常日頃は「学問の大衆化推進会議」の趣旨にご賛同いただきありがとうございます。3月14日に開催いたしました第1回の「学問の大衆化推進会議座談会」は幸い好評を得ることができました。つきましては7月11日(日)に第2回の座談会を行いますので、是非ご参加いただきたくご連絡させていただきます。

 コロナが未だ収束せず、新しいライフスタイルが定着しつつある状況で、オンラインツールの活用とその進化が求められています。前回のテーマとして「オンライン会議に必要だったのは座談会だった ~この時代にやりたいこと~」を取り上げたことはそのきっかけとなったと思います。今回はその精神を受け継ぎ、やや内容を絞った形で「オンラインツールと新しい知のあり方」というテーマを設定いたしました。しかしながら、私たちが考えているのは気楽な井戸端会議をオンラインでやってみようというものなので、実際に話していただく内容はテーマに緩く沿っている限り自由です。例えば、オンラインツールを使った、趣味、相談、読書会、飲み会、カラオケ、井戸端会議、友達作り、勉強、講義、医療、事業、ビジネス、スポーツ、家事などが考えられます。 



 座談会は私たちが年1回開催しているシンポジウムとは異なり、多様なメンバーたちとの多方向の情報やアイディアの共有を行う場にしたいと思っています。わたしたちの活動に共鳴してくださる方、ご関心のある方、ぜひご参加ください。主催者側の参加者は、シンポジウム発表者の網、小室、志柿、篠崎、橋本の5名です(五十音順)。

 この座談会は、新たな仲間との自由な知の交換を目的としてます。知といっても肩に力を入れないで自分がちょっと考えていることです。そのような知を交換することが大切だと思ってます。ですから、この会は、本当は、座談会というよりは、雑談会・放談会です。でも知的な話をしたいと思っています。

 それでは皆様のご参加を心よりお待ちしております。

第2回「学問の大衆化推進会議 座談会」 

日時:2021年7月11日(日)午前10時から正午

形式:Zoomオンライン座談会

参加費:無料、ご関心のある方大歓迎

お申し込みフォーム(こちらからお申し込みください)


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メンバーが思い思いに自分の活動を発表する場

有料マガジン

定例シンポジウムの発表スライド集などを有料で閲覧できます。サークルメンバーはご自分の創作を金額を指定して有料で公開することもできます。

学問の大衆化サークルのご案内

そして、この度noteを活用してサークル活動も開始することになりました。

サークルはこちら↓

https://note.com/gakumontaishuka/circle

noteサークルは月額会費制(月額100円)のコミュニティですが、マガジンの内容などをきっかけに「学問を社会に役立てる」アイディアを共有したり、コミュニティの仲間たちとのコラボレーションから社会に役立つ活動に結びつけていきたいと考えています。

2021年2月15日月曜日

新たな仲間との自由な知の交換、Zoom雑談・放談の場! 3月14日(日)

この度サークル開始記念として「オンライン会議に必要だったのは座談会だった ~この時代にやりたいこと~」と題して、第1回Zoom座談会を開催します。

座談会はシンポジウムとは異なり、多様なメンバーたちとの多方向の情報やアイディアの共有を行いたいと思っています。わたしたちの活動に共鳴してくださる方、ご関心のある方、ぜひご参加ください。主催者側の参加者は、シンポジウム発表者の網、小室、志柿、篠崎、橋本の5名です(五十音順)。

この座談会は、新たな仲間との自由な知の交換を目的としてます。知といっても肩に力を入れないで自分がちょっと考えていることです。そのような知を交換することが大切だと思ってます。ですから、この会は、本当は、座談会というよりは、雑談会・放談会です。でも知的な話をしたいと思ってます。


参加登録された方には、第一回、第二回のシンポジウム発表スライドを事前にお送りしますので、ご自分でお話したいことやキーワードなどを考えおいてください。


主催者側が考えているキーワードとしては、以下のものがあります。




  • オンライン講義
  • コロナ禍とコミュニケーション

  • ハラスメントは多様性の否定

  • 学問の大衆化・日常化

  • 高齢化社会での学問

  • 地元への貢献

  • 過去に学ぶ

  • 現代日本の教育

  • 大災害・パンデミックと社会

  • 人類の進化

  • その他


学問の大衆化推進会議サークル開始記念Zoom座談会

ご案内はこちら


日時:2021年3月14日(日)午前10時~正午

形式:Zoom座談会

参加費:無料


お申し込みフォームはこちら↓

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScuaYOihha5WIQUAs9yCinIi1P_SQ8g6UJLHcJ2CQotj5Dj2w/viewform



わたしたちの活動マガジンのご案内

さて、学問の大衆化プロジェクトでは「学問を社会に役立てる!」ことをめざして、より多くの人々にわたしたちの活動を知っていただく機会を模索しています。昨年は、note(だれもが創作作品を発表できるソーシャルプラットフォーム)でマガジンの発行を開始しました。


マガジンはこちら


無料マガジン

メンバーが思い思いに自分の活動を発表する場


有料マガジン

定例シンポジウムの発表スライド集などを有料で閲覧できます。サークルメンバーはご自分の創作を金額を指定して有料で公開することもできます。


学問の大衆化サークルのご案内

そして、この度noteを活用してサークル活動も開始することになりました。

サークルはこちら↓

https://note.com/gakumontaishuka/circle


noteサークルは月額会費制(月額100円)のコミュニティですが、マガジンの内容などをきっかけに「学問を社会に役立てる」アイディアを共有したり、コミュニティの仲間たちとのコラボレーションから社会に役立つ活動に結びつけていきたいと考えています。


2021年1月19日火曜日

Zoom座談会「オンライン会議に必要だったのは座談会だった ~この時代にやりたいこと~」

学問の大衆化推進会議サークル 

サークル開始記念Zoom座談会のお知らせ

 


わたしたちの活動を紹介しています。


 学問の大衆化推進会議noteサークルとは 

メンバーたちの情報共有の場です。メンバーは自由に投稿できます。


学問を社会に役立てる!

ご自身の意見や考えを投稿し共有する場です。様々な領域の活躍中の方々が参加しますので、ひらめきや新しいアイディアの創造の場になります。定期的に開催しているシンポジウムで発信できます。

内容

  •  様々な領域の専門的知見を知ることができる。
  •  専門家に直接質問でき、意見交換できる。
  •  日頃自分が考えたり感じたりしていることを共有できる。
  •  他のメンバーの考えや意見を聞くことができる。
  •  Zoomやnoteサークルなので気軽に参加できる。

月額の会費 ¥100 / 月

 活動スタート記念Zoom座談会 

日時:2021年3月14日(日)午前10時~正午

形式:Zoom座談会

参加費:無料

お申し込みフォームはこちら


学問の大衆化推進会議事務局

 

2020年10月17日土曜日

2020年9月20日 第2回 学問の大衆化シンポジウム ご質問への回答


2020年9月20日 第2回 学問の大衆化シンポジウム ご質問への回答

各講演に対して、アンケートなどでいただいたご質問やご意見にこちらで回答させていただきます。

他にご質問がございましたら、事務局までお送りください。


困ったときは自分アジェンダ®を 実践~パワハラ事例から

Q1.

児童、生徒、学生にもパワハラの解決策が有効なのか?と考えました。

A1.

有効だと考えています。自分アジェンダ®の考え方を職場のパワハラに応用する際には、ある程度人生経験を積んだ大人なので、「自分がもっとも安心している状態を思い描く」という、自分の人生に対して能動的な行動をとることを前提としています。子供や未成年の場合は、まだ自分の人生に対して能動的な行動をとれないこともあるので、そのプロセスに対しても支援が必要になると考えています。

Q2.

「アジェンダ」という言葉は辞書的にも分かりにくいものですが、講演のどの部分がアジェンダに相当するのでしょうか。

A2.

アジェンダは、ここでは目標やビジョンや方向性イメージなど、行き先を示す概念として使っており、具体的なものも抽象的なものも含めています。自分アジェンダ®では、パワハラ状態から脱出する最初のステップは「現実を忘れゼロの気持ちで、非現実とも思えるもっとも安心した状態を思い描く」ですが、このような曖昧な方向性イメージは目標やビジョンという用語ではそぐわないと考え、アジェンダという用語を使っています。

Q3.

パワハラに対して自己が対処する方法を教えていただいたと思いますが、法律や社会に訴えることは二の次でしょうか。

A3.

法律や社会に訴えることは、外部「支援」の一部として扱っています。今回の事例は職場の仲間はずれでしたが、社内で支援を見つけられなければ社外に支援を求める必要があります。たとえば、法的支援はもちろん労働基準局や◯◯支援センターのような公的機関に支援を求めることも考えられます。

コメント

  • 聞いていてイメージが湧かなかったので、再度聞いてみたいです。
  • 困った時は、たいてい脳が停滞または衰退してしまう事が多いので。自分アジェンダの話を伺い、分析して行くことは前向きな行動に繋がっていくんだ!と明るい道筋をしることができたので、役立てていきたいです。
  • 現在の世情ではよくおきている現象ですね。少しでもなくなるようにしたいものです。何故なら、人間は誰でも同一の生きる権利を有していますから。自分の尊厳を侵害されるということ程、心を痛める物はありません。そのように思っています。
ありがとうございます。今回のシンポジウムでは、自分アジェンダ®をパワハラ事例に応用しましたが、「こうしたい」という思いがあれば、自分アジェンダ®はどのような場面でも応用できます。今後も本シンポジウムをはじめ、講座や出版など、さまざまな機会で発表していきたいと思っています。ご質問およびコメントをありがとうございました。


【何がアフガンの中村哲 医師を殺したか 社会参加における徳と智】


【混乱はチャンス: 生物進化から学ぶ新環境への適応】

Q1.

コロナ渦の後、従来に戻るのではなく、新しい環境を作るべきで、それは過去の生物絶滅後に起きたことから学べると理解しました。コロナ渦はこれからも違った種類が出てくると思いますが、ウイルスと共生する社会を作ることは可能でしょうか?できるとすればどんな方法があるのかとても興味があります。

A1.

私の拙い話をしっかりと理解していただき感謝いたします。我々人類は大昔からウイルスと共生しながら進化してきました。今回のコロナウイルスが完全に収束することがなくても、現代の進んだ科学技術や社会制度を以てすれば上手に共生することが可能です。それによって社会は一段進化したものとなるはずです。

Q2.

スイスのある地域に、植物等の種を収集し保存している事に関して、素晴らしい行動だなと感動しました。地球誕生にあたっての「ノアの箱舟」を想起させられました。生物の進化についてもっと詳細にお聞き出来たらとも思った次第です。

A2.

スイスではなく、ノルウェーです。「スバールバル種子貯蔵庫」はおっしゃる通り植物のノアの箱舟です。遺伝資源は一度失われると取り戻すことはできません。これからの気候変動に対応した作物を作り出すには、そのための原材料というべき植物の遺伝資源が必須です。これを失う事は人類の絶滅につながるでしょう。


【地元で活動して みよう】

ご意見1:
学問は敷居が高いと感じるので、研究者や専門家には、伝達方法や言葉を易しくしてもらいたい。地元住民と研究機関とが同じ目線の高さで学び合えるのは素敵だと思いました。 

返信1:
アンケートでのご指摘、ありがとうございます。今後は、伝達方法や言葉を易しくする努力をいたします。地元住民と研究機関とが同じ目線の高さで学びあえるのは素敵だとのコメントは、我々研究者のグループとしては遣り甲斐になります。 

ご意見2:
社会活動を広めるには、政治家だけでなくリーダーが必要ですが、それをどうやって育てるかですね。余り力を入れると自分の研究が進まなくなります。バランスがむずかしい。 

返信2:
社会活動を広めるには、リーダが必要であり、その育て方についても重要性でね。議論したいですね。

ご意見3:
行政が行っているボランティア活動などに参加し社会に役立てば高齢者もやりがいを感じ、その活動が社会貢献になりある意味ウインウインの関係だと感じました。一方で、高齢者の意識改革がカギの様に思いました。高齢者の意識改革を行うには千差万別な条件があると思うので別な機会にお聞きしたいです。 

返信3:
アンケートでご指摘の、高齢者の意識改革を行うには、千差万別な条件があるいうことについては、事例検討を進めることが課題だと思います。この観点については、各自今持っている価値観等に対応して、千差万別のものがあります。引き続き、意見交換等の機会を持つことができればありがたいです。 

ご意見4:
東京都の冊子はどこで入手できるのでしょうか?

返信4:
東京フィフティ・アップBOOKは地元の市役所や都庁で入手できると思います。入手できない場合には、東京都福祉保健局 03-5320-4272 https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/ また、お話できる機会があることを期待しております。 

ご意見5:
“もっとゆっくりとお話しを伺いたかったです。興味や関心を持って、知識や経験を増やし自己成長していこうとう気持ちにさせていただけました。成功しても失敗しても充足できる視点を持っていきたいです!” 

返信5:
発表を聴講いただき、「~成功しても失敗しても充足できる視点~」とのフィードバック、ありがたいです。事例検討等を進め充実していきたいと考えています。機会がありましたら、ゆっくりと意見交換したいと思います。

ご意見6:
私が今回貴会への参加を希望した一番の理由は、この項に関して、関心が高かったことによります。出来たら、もう少し理論を深めてのお話であればよかったかなとの思いはありました。その理由は、今、私の居住地で、地域への貢献として多少の活動を行い、参加している団体で、会員の参考になる「地域での人のあり方、そして高齢に達した個人の過ごし方」等について、アドバイスと共にお話をしたいという思いがある為です。その下地は私なりに、ある程度まとめている。その参考になれば、との事でした。 

返信6:
「地元で活動してみよう」では、理論的に深めたお話ができなくて、申し訳ございません。 今回は、地元での活動のチャンスがどのような状況なのかを把握し、活動事例等を、お伝えすることを目指しておりました。理論的な面は。事例検討等を進めることが必要と思っています。 地域への貢献活動をし「地域での人の在り方、そして高齢にたっした個人の過し方」等について検討されているとのご意見をいただきました。機会をつくり、是非意見交換をしたいと思っています。


2020年7月29日水曜日

第2回 学問の大衆化シンポジウム「ステイホームはクソくらえ! ~共存とその先の世界~」

シンポジウム

「ステイホームはクソくらえ!」と聞くと、「?!」と感じるかもしれません。
わたしたちは、ステイホームに対してNo!と言っているのではなく、ステイホームで縮こまることにNo!と言いたいと思っています。
ステイホーム歓迎、そんな状況と共存しながら、その先の世界に踏み込もうというメッセージです。
Zoomで無料、ぜひ多くの方のご参加をお待ちしています。


困ったときは自分アジェンダ®を 実践~パワハラ事例から

網あづさ 経営学博士、リーダーシップ研究アカデミー主宰


 困ったときに、受け身で待つだけではなく、諦めてしまうのでもなく、自分なりにできることを行動する考え方と方法を提案します。待っていても助けは来ないし、諦めれば困ったことは解決しません。

 リーダーと聞くと、偉い人や強い人がイメージされるので「わたしには関係ない」と感じる人は多いかもしれません。まして困っているときや弱っているときには、リーダーシップという発想もなかなか浮かばないかもしれません。

 リーダーシップを、偉い人や強い人から感じられる大きなものだけではなく、自分なりの等身大のリーダーシップもあると捉え直してみるのはどうでしょうか? どのような場面でも、自分をリーダーに置き、自分の周囲360°に「こうしてもらいたい」と働きかけるリーダーシップを、自分アジェンダ®と呼んでいます。

混乱はチャンス: 生物進化から学ぶ新環境への適応

志柿 俊朗* 理学博士、一般社団法人 太平洋農業アライアンス 代表理事/東京大学特任研究員


 39億年にわたる生物の歴史でわかることは、飛躍的な進化は必ず大絶滅の後に起こるという事です。人間の社会も然り。コロナ収束後、大きく変わる社会では革新的な考え無くしては勝者になれません。その主役はあなたです。

 今我々は期せずして突然の変化を目の当たりにしています。今までの日常が消え去り戸惑う毎日ですが、変化を冷静に分析し、新しい秩序に素早く適応すれば、誰にでもチャンスは訪れます。これまでの社会ではなかなか日の目を見なかった人たちも社会のメインストリームとなる可能性があります。

 コロナ後の社会を創るために何よりも重要なのは、政治的・社会的・経済的な力によらない自由なアイデアです。オンラインプラットフォームの進化によって、物理的距離を問わず、人々との交流が大変容易になりました。今まで不可能だった出会いによって生まれた様々なアイデアの中から、あなたにできることがきっと見つかるはずです。

働き方進化論: 「食べるため」から「生きがい」ヘ

橋本壽之 リーダシップ研究博士、NPO法人 マイスターネット 理事長/リーダーシップ研究アカデミー主席研究員


 人類の歴史において、働く目的は「食べるため」から「人間としてより良く生きる」ためへと進化しつつある


 近年、働き方改革が声高に叫ばれるようになってきたが、それは主に過労死という痛ましい事件をきっかけに、労働環境の改善、即ちいかに労働時間、残業を減らすことに注力してきたように思える。また、今年になってからは、新型コロナウイルスの感染対策として、混雑した通勤機関の利用と過密オフィス空間での仕事を防ぐため、仕事のデジタル化、テレワークの実施がクローズアップされるようになった。このように、働き方は社会的な「事件」をきっかけに、大きな影響を受けてきたことは事実である。


 他方、働き方はこのような外部要因以外に、文明の進化に伴い人間としての自覚に目覚め、「人生の意義を考え、それにふさわしい働き方」を模索する内部要因による働き方の変化が顕著になりつつある。本発表では、外部要因および内部要因を横断的に捉えて働き方の進化を考察し、社会参加のあり方について述べる。


地元で活動して みよう

篠崎哲雄* 工学博士、カウンセリング修士、CoReCo研究所 代表/東京電機大学 非常勤講師/西東京市学校生活支援員


 ポスト新型コロナ社会での、充実した人生を過ごしたいと感じている方が多いと思います。こう感じている方々に、行動するためのヒントを、事例を中心にお伝えします。


何がアフガンの中村哲 医師を殺したか 社会参加における徳と智

小室 正紀* 経済学博士、慶應義塾大学名誉教授


 昨年、アフガニスタンで中村哲医師が殺害された。国境を越え、病や貧困と戦おうとした中村医師の崇高な慈善の精神と行動力は、尊敬してもしすぎることはなく、彼の死を心より悼みたい。


 それにしても、なぜ、彼は殺されたのか。事件は解決されていないが、直後から水利権のトラブルが原因ではないかという説がある。それが原因かどうかわからないが、もしそうだとすれば、何が問題だったのか。


 現在日本のような先進国にいると水利権の問題は身近ではないが、日本でも高度経済成長以前には水利をめぐるトラブルは、しばしばあった。日本だけではなく、農業や牧畜中心の古い社会では水をめぐる権利は、人々の生活生存にかかわる重大事であり、それ故に、村と村、部族と部族の間で「水争い」や「水掛け論争」が起きたのである。しかも水の権利は、社会の仕組みと深く関わっている。水の分配を管理する者が社会を指導し、水の権利と分配を中心に社会の秩序ができていると言っても良い。


 われわれは社会参加をする時、善意の道徳性だけでは不十分である。その自らの善意を、科学的な知性で常に再検討してみる必要がある。


オンラインで日本語の プチインストラクタ− を実現する

下郡祐次郎*教育学博士、セブンシーズ ・ななかん 創立者・代表/東京外国語大学非常勤講師


あなたもできる・誰でもできる「オンラインでプチ日本語のインストラクター」を 実現するためのノウハウ 


新しい仕事の仕方、生き方が生まれていく混沌とした世の中になってきました。その中で希望を持ち、前 向きに新たな生き方を模索してきませんか。 東京オリンピックも来年開催されることで、日本語や日本 の文化に関心のある外国人が増えています。そこで皆様の日本語力を生かし外国人のための「プチ日本語 のインストラクター」を体験してみませんか。 


  • 対象はご年配の方も、若い方も、外国人に「日本語」を教える興味がある方は必見です。「人の役に立ち たい、外国人の人と話をしたい、教えるのはできないけど話すぐらいなら、新しいことをやってみたいが 何をやっていいのか分からない」と思っている方。 

  • オンラインを活用し、ご自身の自宅から世界の扉を開くことをお手伝いいたします。コンピューターや、 スマホ、IT、オンラインの作業に慣れてない方、もしくはは「コンピューター関係は苦手でまったく分か らない方」も歓迎します! 

  • サポートの内容 我々が、ボランティア(無償)で即「オンラインプチ日本語インストクター」が開始出来るようにコン ピューターかスマホの購入・設置、インターネットの接続や、アプリの選定・設定などを丁寧にご指導い たします。完全なる実践型サポートを斡旋いたします。 

  • オンラインでプチ日本語のインストラクター参加費 無料/皆様が社会参加型貢献を出来るためのポランティア活動であります。


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日時:2020年9月20日(日)午後 1:20 ~ 4:30 
参加費:無料
定員:Zoom 参加 100名 会場参加 25名
対象:社会貢献に関心のある方。自立した生き方を模索している方。どなたでもご参加ください。

場所・形式:
  • Zoom によるオンライン・シンポジウム、および
  • *パブリックビューイング参加講演者
会場:ル・シーニュ(Le Signe) プラッツ6階 第7会議室 
東京都府中市宮町1丁目100番(京王線府中駅南口直結)