2021年2月15日月曜日

新たな仲間との自由な知の交換、Zoom雑談・放談の場! 3月14日(日)

この度サークル開始記念として「オンライン会議に必要だったのは座談会だった ~この時代にやりたいこと~」と題して、第1回Zoom座談会を開催します。

座談会はシンポジウムとは異なり、多様なメンバーたちとの多方向の情報やアイディアの共有を行いたいと思っています。わたしたちの活動に共鳴してくださる方、ご関心のある方、ぜひご参加ください。主催者側の参加者は、シンポジウム発表者の網、小室、志柿、篠崎、橋本の5名です(五十音順)。

この座談会は、新たな仲間との自由な知の交換を目的としてます。知といっても肩に力を入れないで自分がちょっと考えていることです。そのような知を交換することが大切だと思ってます。ですから、この会は、本当は、座談会というよりは、雑談会・放談会です。でも知的な話をしたいと思ってます。


参加登録された方には、第一回、第二回のシンポジウム発表スライドを事前にお送りしますので、ご自分でお話したいことやキーワードなどを考えおいてください。


主催者側が考えているキーワードとしては、以下のものがあります。




  • オンライン講義
  • コロナ禍とコミュニケーション

  • ハラスメントは多様性の否定

  • 学問の大衆化・日常化

  • 高齢化社会での学問

  • 地元への貢献

  • 過去に学ぶ

  • 現代日本の教育

  • 大災害・パンデミックと社会

  • 人類の進化

  • その他


学問の大衆化推進会議サークル開始記念Zoom座談会

ご案内はこちら


日時:2021年3月14日(日)午前10時~正午

形式:Zoom座談会

参加費:無料


お申し込みフォームはこちら↓

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScuaYOihha5WIQUAs9yCinIi1P_SQ8g6UJLHcJ2CQotj5Dj2w/viewform



わたしたちの活動マガジンのご案内

さて、学問の大衆化プロジェクトでは「学問を社会に役立てる!」ことをめざして、より多くの人々にわたしたちの活動を知っていただく機会を模索しています。昨年は、note(だれもが創作作品を発表できるソーシャルプラットフォーム)でマガジンの発行を開始しました。


マガジンはこちら


無料マガジン

メンバーが思い思いに自分の活動を発表する場


有料マガジン

定例シンポジウムの発表スライド集などを有料で閲覧できます。サークルメンバーはご自分の創作を金額を指定して有料で公開することもできます。


学問の大衆化サークルのご案内

そして、この度noteを活用してサークル活動も開始することになりました。

サークルはこちら↓

https://note.com/gakumontaishuka/circle


noteサークルは月額会費制(月額100円)のコミュニティですが、マガジンの内容などをきっかけに「学問を社会に役立てる」アイディアを共有したり、コミュニティの仲間たちとのコラボレーションから社会に役立つ活動に結びつけていきたいと考えています。


2021年1月19日火曜日

Zoom座談会「オンライン会議に必要だったのは座談会だった ~この時代にやりたいこと~」

学問の大衆化推進会議サークル 

サークル開始記念Zoom座談会のお知らせ

 


わたしたちの活動を紹介しています。


 学問の大衆化推進会議noteサークルとは 

メンバーたちの情報共有の場です。メンバーは自由に投稿できます。


学問を社会に役立てる!

ご自身の意見や考えを投稿し共有する場です。様々な領域の活躍中の方々が参加しますので、ひらめきや新しいアイディアの創造の場になります。定期的に開催しているシンポジウムで発信できます。

内容

  •  様々な領域の専門的知見を知ることができる。
  •  専門家に直接質問でき、意見交換できる。
  •  日頃自分が考えたり感じたりしていることを共有できる。
  •  他のメンバーの考えや意見を聞くことができる。
  •  Zoomやnoteサークルなので気軽に参加できる。

月額の会費 ¥100 / 月

 活動スタート記念Zoom座談会 

日時:2021年3月14日(日)午前10時~正午

形式:Zoom座談会

参加費:無料

お申し込みフォームはこちら


学問の大衆化推進会議事務局

 

2020年10月17日土曜日

2020年9月20日 第2回 学問の大衆化シンポジウム ご質問への回答


2020年9月20日 第2回 学問の大衆化シンポジウム ご質問への回答

各講演に対して、アンケートなどでいただいたご質問やご意見にこちらで回答させていただきます。

他にご質問がございましたら、事務局までお送りください。


困ったときは自分アジェンダ®を 実践~パワハラ事例から

Q1.

児童、生徒、学生にもパワハラの解決策が有効なのか?と考えました。

A1.

有効だと考えています。自分アジェンダ®の考え方を職場のパワハラに応用する際には、ある程度人生経験を積んだ大人なので、「自分がもっとも安心している状態を思い描く」という、自分の人生に対して能動的な行動をとることを前提としています。子供や未成年の場合は、まだ自分の人生に対して能動的な行動をとれないこともあるので、そのプロセスに対しても支援が必要になると考えています。

Q2.

「アジェンダ」という言葉は辞書的にも分かりにくいものですが、講演のどの部分がアジェンダに相当するのでしょうか。

A2.

アジェンダは、ここでは目標やビジョンや方向性イメージなど、行き先を示す概念として使っており、具体的なものも抽象的なものも含めています。自分アジェンダ®では、パワハラ状態から脱出する最初のステップは「現実を忘れゼロの気持ちで、非現実とも思えるもっとも安心した状態を思い描く」ですが、このような曖昧な方向性イメージは目標やビジョンという用語ではそぐわないと考え、アジェンダという用語を使っています。

Q3.

パワハラに対して自己が対処する方法を教えていただいたと思いますが、法律や社会に訴えることは二の次でしょうか。

A3.

法律や社会に訴えることは、外部「支援」の一部として扱っています。今回の事例は職場の仲間はずれでしたが、社内で支援を見つけられなければ社外に支援を求める必要があります。たとえば、法的支援はもちろん労働基準局や◯◯支援センターのような公的機関に支援を求めることも考えられます。

コメント

  • 聞いていてイメージが湧かなかったので、再度聞いてみたいです。
  • 困った時は、たいてい脳が停滞または衰退してしまう事が多いので。自分アジェンダの話を伺い、分析して行くことは前向きな行動に繋がっていくんだ!と明るい道筋をしることができたので、役立てていきたいです。
  • 現在の世情ではよくおきている現象ですね。少しでもなくなるようにしたいものです。何故なら、人間は誰でも同一の生きる権利を有していますから。自分の尊厳を侵害されるということ程、心を痛める物はありません。そのように思っています。
ありがとうございます。今回のシンポジウムでは、自分アジェンダ®をパワハラ事例に応用しましたが、「こうしたい」という思いがあれば、自分アジェンダ®はどのような場面でも応用できます。今後も本シンポジウムをはじめ、講座や出版など、さまざまな機会で発表していきたいと思っています。ご質問およびコメントをありがとうございました。


【何がアフガンの中村哲 医師を殺したか 社会参加における徳と智】


【混乱はチャンス: 生物進化から学ぶ新環境への適応】

Q1.

コロナ渦の後、従来に戻るのではなく、新しい環境を作るべきで、それは過去の生物絶滅後に起きたことから学べると理解しました。コロナ渦はこれからも違った種類が出てくると思いますが、ウイルスと共生する社会を作ることは可能でしょうか?できるとすればどんな方法があるのかとても興味があります。

A1.

私の拙い話をしっかりと理解していただき感謝いたします。我々人類は大昔からウイルスと共生しながら進化してきました。今回のコロナウイルスが完全に収束することがなくても、現代の進んだ科学技術や社会制度を以てすれば上手に共生することが可能です。それによって社会は一段進化したものとなるはずです。

Q2.

スイスのある地域に、植物等の種を収集し保存している事に関して、素晴らしい行動だなと感動しました。地球誕生にあたっての「ノアの箱舟」を想起させられました。生物の進化についてもっと詳細にお聞き出来たらとも思った次第です。

A2.

スイスではなく、ノルウェーです。「スバールバル種子貯蔵庫」はおっしゃる通り植物のノアの箱舟です。遺伝資源は一度失われると取り戻すことはできません。これからの気候変動に対応した作物を作り出すには、そのための原材料というべき植物の遺伝資源が必須です。これを失う事は人類の絶滅につながるでしょう。


【地元で活動して みよう】

ご意見1:
学問は敷居が高いと感じるので、研究者や専門家には、伝達方法や言葉を易しくしてもらいたい。地元住民と研究機関とが同じ目線の高さで学び合えるのは素敵だと思いました。 

返信1:
アンケートでのご指摘、ありがとうございます。今後は、伝達方法や言葉を易しくする努力をいたします。地元住民と研究機関とが同じ目線の高さで学びあえるのは素敵だとのコメントは、我々研究者のグループとしては遣り甲斐になります。 

ご意見2:
社会活動を広めるには、政治家だけでなくリーダーが必要ですが、それをどうやって育てるかですね。余り力を入れると自分の研究が進まなくなります。バランスがむずかしい。 

返信2:
社会活動を広めるには、リーダが必要であり、その育て方についても重要性でね。議論したいですね。

ご意見3:
行政が行っているボランティア活動などに参加し社会に役立てば高齢者もやりがいを感じ、その活動が社会貢献になりある意味ウインウインの関係だと感じました。一方で、高齢者の意識改革がカギの様に思いました。高齢者の意識改革を行うには千差万別な条件があると思うので別な機会にお聞きしたいです。 

返信3:
アンケートでご指摘の、高齢者の意識改革を行うには、千差万別な条件があるいうことについては、事例検討を進めることが課題だと思います。この観点については、各自今持っている価値観等に対応して、千差万別のものがあります。引き続き、意見交換等の機会を持つことができればありがたいです。 

ご意見4:
東京都の冊子はどこで入手できるのでしょうか?

返信4:
東京フィフティ・アップBOOKは地元の市役所や都庁で入手できると思います。入手できない場合には、東京都福祉保健局 03-5320-4272 https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/ また、お話できる機会があることを期待しております。 

ご意見5:
“もっとゆっくりとお話しを伺いたかったです。興味や関心を持って、知識や経験を増やし自己成長していこうとう気持ちにさせていただけました。成功しても失敗しても充足できる視点を持っていきたいです!” 

返信5:
発表を聴講いただき、「~成功しても失敗しても充足できる視点~」とのフィードバック、ありがたいです。事例検討等を進め充実していきたいと考えています。機会がありましたら、ゆっくりと意見交換したいと思います。

ご意見6:
私が今回貴会への参加を希望した一番の理由は、この項に関して、関心が高かったことによります。出来たら、もう少し理論を深めてのお話であればよかったかなとの思いはありました。その理由は、今、私の居住地で、地域への貢献として多少の活動を行い、参加している団体で、会員の参考になる「地域での人のあり方、そして高齢に達した個人の過ごし方」等について、アドバイスと共にお話をしたいという思いがある為です。その下地は私なりに、ある程度まとめている。その参考になれば、との事でした。 

返信6:
「地元で活動してみよう」では、理論的に深めたお話ができなくて、申し訳ございません。 今回は、地元での活動のチャンスがどのような状況なのかを把握し、活動事例等を、お伝えすることを目指しておりました。理論的な面は。事例検討等を進めることが必要と思っています。 地域への貢献活動をし「地域での人の在り方、そして高齢にたっした個人の過し方」等について検討されているとのご意見をいただきました。機会をつくり、是非意見交換をしたいと思っています。


2020年7月29日水曜日

第2回 学問の大衆化シンポジウム「ステイホームはクソくらえ! ~共存とその先の世界~」

シンポジウム

「ステイホームはクソくらえ!」と聞くと、「?!」と感じるかもしれません。
わたしたちは、ステイホームに対してNo!と言っているのではなく、ステイホームで縮こまることにNo!と言いたいと思っています。
ステイホーム歓迎、そんな状況と共存しながら、その先の世界に踏み込もうというメッセージです。
Zoomで無料、ぜひ多くの方のご参加をお待ちしています。


困ったときは自分アジェンダ®を 実践~パワハラ事例から

網あづさ 経営学博士、リーダーシップ研究アカデミー主宰


 困ったときに、受け身で待つだけではなく、諦めてしまうのでもなく、自分なりにできることを行動する考え方と方法を提案します。待っていても助けは来ないし、諦めれば困ったことは解決しません。

 リーダーと聞くと、偉い人や強い人がイメージされるので「わたしには関係ない」と感じる人は多いかもしれません。まして困っているときや弱っているときには、リーダーシップという発想もなかなか浮かばないかもしれません。

 リーダーシップを、偉い人や強い人から感じられる大きなものだけではなく、自分なりの等身大のリーダーシップもあると捉え直してみるのはどうでしょうか? どのような場面でも、自分をリーダーに置き、自分の周囲360°に「こうしてもらいたい」と働きかけるリーダーシップを、自分アジェンダ®と呼んでいます。

混乱はチャンス: 生物進化から学ぶ新環境への適応

志柿 俊朗* 理学博士、一般社団法人 太平洋農業アライアンス 代表理事/東京大学特任研究員


 39億年にわたる生物の歴史でわかることは、飛躍的な進化は必ず大絶滅の後に起こるという事です。人間の社会も然り。コロナ収束後、大きく変わる社会では革新的な考え無くしては勝者になれません。その主役はあなたです。

 今我々は期せずして突然の変化を目の当たりにしています。今までの日常が消え去り戸惑う毎日ですが、変化を冷静に分析し、新しい秩序に素早く適応すれば、誰にでもチャンスは訪れます。これまでの社会ではなかなか日の目を見なかった人たちも社会のメインストリームとなる可能性があります。

 コロナ後の社会を創るために何よりも重要なのは、政治的・社会的・経済的な力によらない自由なアイデアです。オンラインプラットフォームの進化によって、物理的距離を問わず、人々との交流が大変容易になりました。今まで不可能だった出会いによって生まれた様々なアイデアの中から、あなたにできることがきっと見つかるはずです。

働き方進化論: 「食べるため」から「生きがい」ヘ

橋本壽之 リーダシップ研究博士、NPO法人 マイスターネット 理事長/リーダーシップ研究アカデミー主席研究員


 人類の歴史において、働く目的は「食べるため」から「人間としてより良く生きる」ためへと進化しつつある


 近年、働き方改革が声高に叫ばれるようになってきたが、それは主に過労死という痛ましい事件をきっかけに、労働環境の改善、即ちいかに労働時間、残業を減らすことに注力してきたように思える。また、今年になってからは、新型コロナウイルスの感染対策として、混雑した通勤機関の利用と過密オフィス空間での仕事を防ぐため、仕事のデジタル化、テレワークの実施がクローズアップされるようになった。このように、働き方は社会的な「事件」をきっかけに、大きな影響を受けてきたことは事実である。


 他方、働き方はこのような外部要因以外に、文明の進化に伴い人間としての自覚に目覚め、「人生の意義を考え、それにふさわしい働き方」を模索する内部要因による働き方の変化が顕著になりつつある。本発表では、外部要因および内部要因を横断的に捉えて働き方の進化を考察し、社会参加のあり方について述べる。


地元で活動して みよう

篠崎哲雄* 工学博士、カウンセリング修士、CoReCo研究所 代表/東京電機大学 非常勤講師/西東京市学校生活支援員


 ポスト新型コロナ社会での、充実した人生を過ごしたいと感じている方が多いと思います。こう感じている方々に、行動するためのヒントを、事例を中心にお伝えします。


何がアフガンの中村哲 医師を殺したか 社会参加における徳と智

小室 正紀* 経済学博士、慶應義塾大学名誉教授


 昨年、アフガニスタンで中村哲医師が殺害された。国境を越え、病や貧困と戦おうとした中村医師の崇高な慈善の精神と行動力は、尊敬してもしすぎることはなく、彼の死を心より悼みたい。


 それにしても、なぜ、彼は殺されたのか。事件は解決されていないが、直後から水利権のトラブルが原因ではないかという説がある。それが原因かどうかわからないが、もしそうだとすれば、何が問題だったのか。


 現在日本のような先進国にいると水利権の問題は身近ではないが、日本でも高度経済成長以前には水利をめぐるトラブルは、しばしばあった。日本だけではなく、農業や牧畜中心の古い社会では水をめぐる権利は、人々の生活生存にかかわる重大事であり、それ故に、村と村、部族と部族の間で「水争い」や「水掛け論争」が起きたのである。しかも水の権利は、社会の仕組みと深く関わっている。水の分配を管理する者が社会を指導し、水の権利と分配を中心に社会の秩序ができていると言っても良い。


 われわれは社会参加をする時、善意の道徳性だけでは不十分である。その自らの善意を、科学的な知性で常に再検討してみる必要がある。


オンラインで日本語の プチインストラクタ− を実現する

下郡祐次郎*教育学博士、セブンシーズ ・ななかん 創立者・代表/東京外国語大学非常勤講師


あなたもできる・誰でもできる「オンラインでプチ日本語のインストラクター」を 実現するためのノウハウ 


新しい仕事の仕方、生き方が生まれていく混沌とした世の中になってきました。その中で希望を持ち、前 向きに新たな生き方を模索してきませんか。 東京オリンピックも来年開催されることで、日本語や日本 の文化に関心のある外国人が増えています。そこで皆様の日本語力を生かし外国人のための「プチ日本語 のインストラクター」を体験してみませんか。 


  • 対象はご年配の方も、若い方も、外国人に「日本語」を教える興味がある方は必見です。「人の役に立ち たい、外国人の人と話をしたい、教えるのはできないけど話すぐらいなら、新しいことをやってみたいが 何をやっていいのか分からない」と思っている方。 

  • オンラインを活用し、ご自身の自宅から世界の扉を開くことをお手伝いいたします。コンピューターや、 スマホ、IT、オンラインの作業に慣れてない方、もしくはは「コンピューター関係は苦手でまったく分か らない方」も歓迎します! 

  • サポートの内容 我々が、ボランティア(無償)で即「オンラインプチ日本語インストクター」が開始出来るようにコン ピューターかスマホの購入・設置、インターネットの接続や、アプリの選定・設定などを丁寧にご指導い たします。完全なる実践型サポートを斡旋いたします。 

  • オンラインでプチ日本語のインストラクター参加費 無料/皆様が社会参加型貢献を出来るためのポランティア活動であります。


***********************************************
日時:2020年9月20日(日)午後 1:20 ~ 4:30 
参加費:無料
定員:Zoom 参加 100名 会場参加 25名
対象:社会貢献に関心のある方。自立した生き方を模索している方。どなたでもご参加ください。

場所・形式:
  • Zoom によるオンライン・シンポジウム、および
  • *パブリックビューイング参加講演者
会場:ル・シーニュ(Le Signe) プラッツ6階 第7会議室 
東京都府中市宮町1丁目100番(京王線府中駅南口直結)
 

2020年1月1日水曜日

新元号「令和」祝賀 学問の大衆化シンポジウム


「学問の大衆化推進会議」は幅広い分野の専門家集団です。学問の垣根を越えて、日本、世界の発展・平和・理解のために活動しています。我々の最初の公開シンポジウムを令和元年5月1日に計画しました。平成の30年が停滞の時代であった理由を科学的に分析し、新時代に日本の国際競争力を向上させる強い決意のもとにこのシンポジウムを開催いたします。

お申込みはこちらから

講演プログラム

午後12時30分受付開始

午後1時 主催者からのご挨拶

午後1時15分より記念講演開始

午後1時15分~1時50分
小室正紀 慶応義塾大学名誉教授
福沢諭吉からのメッセージ

午後1時50分~2時20分
橋本壽之 リーダーシップ研究アカデミー主席研究員
知的創造のすすめー安定から変革へー

午後2時20分~2時50分
網あづさ リーダーシップ研究アカデミー代表
だれもがリーダー:「内包的な自分」による「自分ゴトのリーダーシップ」

午後2時50分~3時5分
休憩(リフレッシュメントを主催者が用意します。)

午後3時5分~3時35分
篠崎哲雄 coreco研究所代表
より良く生きる

午後3時35分~午後4時5分
山本利昭 情報通信コンサルタント
幸せに向かって何をする

午後4時5分~4時35分
志柿俊朗 一般社団法人太平洋農業アライアンス代表 東京大学特任研究員
多様性は受け入れるのではなく使うもの:日本を創造性のハブに!

午後4時35分~4時50分
全体討議

午後4時50分
閉会のご挨拶

午後5時
シンポジウム終了

お申込みはこちらから

2019年4月1日月曜日

プロジェクトの意義

1.人口オーナス期と潜在的労働力(解決すべき社会的課題)

我が国は1990年代に労働力人口の減少が始まり、いわゆる「人口オーナス期」に入った。1960年代から1990年代までの労働力人口増加期(「人口ボーナス期」)の経済的成功体験、即ち、上意下達、長時間労働による大量生産方式ではもはや日本経済を発展させることは不可能である。今我が国に必要なのは、(1)潜在的な労働力を掘り起こすこと、そして、(2)その労働力を新たな発展の源泉とすることである。

経済産業省資料より

2.潜在的労働力としてのシニア世代

潜在的な労働力とは、現在経済のメインストリームの役割を果たしていない人々、即ち、女性、シニア、高等教育を受ける機会を享受できなかった人々、障害を持つ人たち等である。分けてもシニアは豊富な経験・知識を持っており、アメリカなどの一部先進諸国では現役として社会の重要な構成員であるにもかかわらず、わが国では強制的に労働力から排除されている。従って、条件さえ整えればシニアを生産的労働力として呼び戻すことは比較的容易であると考える。

3.シニア世代の能力をイノベートする教育 ―そのための研修機関の必要性―

シニアは人口ボーナス期を経験してきた世代であり、社会の変化にそのままで十分に対応できるとは限らない。しかしながら、できるだけ多くのシニアを現代の問題解決のためのヒントの源泉とすることは、日本経済の活性化、新たな創造を起こしやすい社会環境の整備の為の必須条件である。そのための方法の一つとして、我々はシニアを対象にした研修機関の設立を考えている。

この研修機関はただ単に職業教育を施すのではなく、その一段上のレベルを目指したものである。つまり、新しいアイデアを創造するために、地球的規模で、科学・技術の進歩、社会変化、文化的多様性を受け入れ、自らの考えを客観的に表現し、世に向けて発信できる力を与える場所である。同時に、多様で豊富な経験をそれぞれに積んで来たシニア向けの研修は、研修に於ける経験学習により効果的に社会に寄与できるものであり、自ずから若者対象の教育とは異なる。彼らの経験を生かし主体性を重んじる教育でなければならない。特にシニア世代の半ばを占める女性の教育は重要である。また、この世代では体力的な格差が生じやすいため、健康上の相違を超えすべての人々を対象にした教育も無視できない課題である。

4.想定する研修内容

具体的には、男女共同参画意識の覚醒、語学学習の方法、世界事情(情勢)、地球環境・国際環境の変化、学問の方法、リーダーシップ、歴史から学ぶ現代及び未来、ゲノム科学、AI、コンピューター活用、老年学(ジェロントロジー)、文化・生物多様性等を考えている。その基本は、知識、経験、スキルを単に習得するのではなく、人間としての生き甲斐(生きる「意味」の追求)を求めるという崇高な欲求を満たす研修でなければならない。この様に多岐にわたる研修であるが、根底にあるのは、日本、世界の諸問題を過去にとらわれることなく、シニア世代の新たな能力と意識を開拓することである。言い換えれば、シニア世代の能力をイノベートすることにより問題を解決することが本研究の最終目的である。我々のグループは各界トップの研究者集団であり、そのための答えをこの研究によって出す事が出来ると思う。我々のノウハウは一般公開し、多くの人々・組織が同様の取組が出来るモデルとして、広く提供していきたい。

研修機関設立の際に極めて重要なのは科学的に検証された研修計画を作ることである。そのために、この研究ではシニアの現状を正確に把握し、どのような研修が最も効果を上げるのかを調査する。その点で、本研究はイノベーション老年学(Innovation Gerontology)という新たな学問の分野を拓くものでもある。その成果は研修カリキュラム作製、講師の専門性の選定、研修の期間・場所・費用などを決定するための重要な資料となる。この研究成果は広く社会に発信され、我々の考えに賛同する事業体にも共有されることを望んでいる。

2019年3月31日日曜日

メンバー


志柿 俊朗 Ph.D.
多様性を遺伝子・種・社会レベルで研究している。遺伝子レベルでは塩基配列をもとに、輸送蛋白がアミノ酸の多様性によってどのようにその機能を変化させるか、生物種(サツマイモなどの農業作物)レベルではDNAの多様性の創出(突然変異)によって塩害体制などの様々な機能を作り出した。また生物の絶滅危惧種の発生は、多様性の欠如がその一因と考えられる。このことから、人類にとって文化的多様性の維持が
死活問題であり、この観点から少子高齢化が抱える諸問題の解決策を研究している。



橋本壽之 Doctorate of Leadership Studies(リーダーシップ研究博士)
行動科学の観点から、人間・社会が未曽有の社会変化に直面したとき、どのようにして問題解決するかを研究を行っている。これまでの研究によれば、権威ある専門家が必ずしも主導的役割を果たすとは限らず、往々にして普通の名もない人々の素朴な疑問とその行動が効果的な役割を果たしてきた事実が明らかにされてきた。今日の、世界にも類を見ない現代日本社会が抱える問題を、学識ある専門家と、素朴な疑問と思考で行動するごく普通の人々(過半数を占める女性は勿論、加齢等による社会的弱者を含む)が持つ多様な考えを総合的に考察することにより、解決策を探求している。

小室 正紀 経済学博士

経済史・経済思想史の観点から、18世紀の日本など過去の人口停滞社会でシニアがどのような役割を果たしたかを研究。また、常勤職を持ち組織に従属した者ではなく、独立した社会人としてのシニア自立の思想を思想史を紐といて探求する。特に「隠居の思想」に注目。かつて、「隠居」は、決して社会からの引退ではなく、従来の仕事は次世代に任せた上で、より自由に活動するための社会的制度でもあった。伊能忠敬が隠居後に、大日本地図の作成を成し遂げたことなどは、その好例である。このような例は、忠敬に限らず、かつてはごく普通のことであった。その社会的制度の発展と衰退を考察する。


網あづさ 経営学博士
シニア世代が主体的に創造活動に挑み、周囲の人々を巻き込みながら、社会に貢献していくには、リーダーシップの考え方が有効である。リーダーシップを身分や権威によるパワーという固定概念から離れ、元来の機能である「働きかけ」と見直すことで、自分に対するリーダーシップ、周囲の人々に対するリーダーシップ、創造活動そのものに対するリーダーシップなど、さまざまな視点から応用することができる。
組織行動および行動科学の分野において、特に起業家の事業創造やイノベーションおよびネットワーク構築力などの研究をもとに、リーダーシップの主要要因としてクレディビリティ、ネットワーク、社会関係資本などを研究している。


下郡祐次郎 教育学博士
英語を第二言語として習得することによる異文化アイデンティティの形成、また、それによるポジティブな心理社会的所産を研究している。さらに、異文化間の偏見・差別そして共通点を理解・促進するために必要とする教育と心理学の観点からの探求、日本人に合った英語教育のカリキュラムの開発・研究を行い、それによって新たな生き方を探求できる機会をシニア世代に提供している。また、英語を習得することによる新たな視点の構築を研究している。



篠崎哲雄 工学博士
CoReCo研究所 東京電機大学非常勤講師

人間の内省活動に関連する心理学分野、人工知能関連分野の研究している。具体的にはプロジェクトマネジャーの内省行動がどの様なスキル向上に効果があるかを明らかにする研究、及び内省行動を促進するコンピュータによる対話技術の研究を行っている。